「人生のアドバイス」~塾長の転機~
みなさん、こんにちは。
柴又ゼミナール一講師です。
今日は塾長から聞いた
「ありがたいご年配の方からのアドバイス」
について書きたいと思います。
社会人として働いて数年経った頃に塾長は、ある人から
「人として、どのように生きて行くべきか」をテーマに「ありがたい、お説教」を頂いたらしいです。
ある人は言いました。
「いいか、お前、しっかりと汗をかいて生きていけよ。」
「そうすれば道は開けるぞ!!」
塾長は答えました。「はい、分かりました。ありがとうございます。」
(この話を聞いた時、一講師は「こんなことを言ってくれる人が回りにいるなんて塾長は幸せな人だなあ」と思いました。)
この言葉を聞いて、塾長は
今まで以上に真剣に仕事に励んだと思いきや・・すぐに仕事を辞めたそうです。
転職して新たな仕事に打ち込んだと思いきや・・・・・・・・・
就職活動はせずに、無職になったそうです。
無職になって何をしていたかをいえば、
塾長曰く「汗をかいていた」そうです。
「やはり人生の先輩のお言葉はしっかりと守らなければならないから」と。
一講師は尋ねました
「仕事もしないで何をしていたんですか?」
塾長「朝から温泉施設に行ってサウナで汗をかいていたんだ。」と答えました。
一講師は思いました。
「人生を舐めてるだろうと。そういう意味じゃないだろうと!!」
せっかくの言葉もこんな解釈されたらかなわないですよね。
無職になり、たいそうなご身分でのんきに朝からサウナに通って「いい汗」かいて過ごしていた塾長でしたが、数か月後には貯蓄が底をつき(「当たり前だろう!!」と突っ込みたくなりますが)、「いい汗」が「冷や汗」に変わり、サウナどころではなくなり、その後は必死に職探しをして、何とか現在の仕事にたどり着いたそうです。
塾長曰く
「この期間に得られたものは何もなかった。やっぱり人間には多少のストレスと緊張感は必要だよ。人生経験を積んだ人のアドバイスも当てにならないね 。」とのことでした。
一講師的には「その、ありがたい言葉を歪めて解釈したのは自分だろうが!!」と思いましたが、言っても仕方ないのでそのまま「ふーん」と返しました。
人生の出会いは様々ですよね!!本当に役に立つアドバイスをくれるありがたい人もいれば、役に立たないお節介なアドバイスをしてくる人(聞いてもいないのに!!)もいます。
一講師的には自分に「役に立つ」アドバイスなのか 「大きなお世話」なのかの判断力を養うために学生の時に「勉強」するのだなと思います。
つまり「地頭力を鍛える」ってことですね!!
皆さんも勉強がんばってくださいね!!